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セキララ日記。 現在、出産秒読み中。
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さかきひいろ
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なんていうのかな、感じることが多くなってきたからかな。
こう、言葉に出来ないんだけど胸のうちに切々としてくるもの。
息子と触れ合うことで少しずつ積もっていくの。
小さな感動も、大きな感動も。
痛みも、悲しみもなにもかも。

不思議だよなーと思う。

妊娠中は、意識が霧散してて何も考えられなくなっていて。
今はばたばたと忙しない毎日で、何も考えられないはずなのに。
ふと、時間を持て余すと。
鬱々というか、悶々というか。
意識の海にたゆたうというか。

そう、そうね。海だわ(ぴったりだ、と膝に手を打ちたくなった)

寄せては返す波のように、ざざーん、どぱーんって感じ(何)
鬱々……と波打ち際に海面が引き寄せられるように考え込み。
あぁ、そうか。と答えを見つけてどぱーんと沖に帰っていく。
又すぐに、波に引きずられた砂のように、答えを悶々と考え直し。
しまいには、水平線に沈んでいく夕日のように、決着。

今の王子は本当に可愛い。
ひいろの姿が少しでも見えなくなると、ぐずぐず泣き出す。
ここだよー、って顔をだせば、安心したように笑い。
でも、家事の合間に顔を見せただけなのですぐいなくなると
またぐずぐずと繰り返す。
「完全にママっこだよな」と旦那が呆れてその様子を見てますが
 (ぐずってんだから、ちったぁ構ってやってくれよ)
あぁ、求められてるんだな。って本当に実感しますね。
母親としての資格がうんたらかんたら、と悩んでいた産前が嘘みたい。
悩む前にやることがあるし、求められている分は返さなくちゃと思うし。

人にね、求められることって本当にありがたいと思うんです。
他の人はどうかわかりませんが、ひいろにとって存在意義はそこにある。
元々自分自身が大嫌いで、家庭環境もそう良くはなかった。
居場所も嫌だし、そこから産まれて育った自分も嫌だし。
そう思う自分も嫌だし、ととにかく悪いこと尽くめ。
だから、こんな自分を愛してくれる人は本当にありがたいし、大好き。
……ま、↑の理由で恋愛面はけっこうオイタをしたというか……(苦)
求められると、いてよかった。生きてて良かったって本当に思う。
それが今、一番求められる環境にいるんですよね。
そりゃぁ、息子からすりゃ母親がいなきゃ生きて行けない時期ですし。
母のこんな他人依存な考えなんて、理解していないから迷惑千万でしょうが。

……くそ。また話がずれちまった(くっ)

何が言いたいのかというと、今現在の「求められている存在」について。
鬱々と、悶々と考え込んでいるというわけです。
今の息子にとって、母親は大事でしょう。欠かせない存在です。
でも、近いうちに最初の自我の芽生えというものがやってきます。
 (生後7ヶ月目辺りに顕著になるそうです)
最近でもちょこちょこ見受けられるようになってきたんですが。
このおもちゃ、イヤ!ママの抱っこイヤ!おっぱいじゃないの!
っていう、彼なりの意思表示が見受けられるようになって。
最近では、哺乳瓶を自分で持ちたがります。
ママの手だとまずびしっと跳ね返される(悲しい)

……早いよーぅ。もっとママの思うように(ちょっと違)しててよー。

お兄さんになったんだー!って息子の成長に浮かれもするんですが。
あぁ、そうか。成長するって、手が離れて行くことなんだなってしみじみ思う。
うちは男の子でしょう?きっとね、ものすごく早く手が離れるんだと思う。
うちの弟がそうでした。
いつしか母親と並んで歩くことを嫌い、姉の私とも嫌がる。
自立心の芽生えって男の子の方が早いと思うのはひいろだけかな。
女の子は自立心よりも、自我というか、個の成長が早いかな。
ひとりでできるもん。という状態になるのはどちらも一緒でしょうが。
そこに「男だからママにべたべたしているのは恥かしい」が芽生えるのは早いはず。
女の子はむしろ、ママにくっついて女を知り、覚えていくと思うので。

……あーあ。手塩にかけて育てても離れていくの早ぇんだろうな(ぽつり)

そう思い始めたら、海になっちゃうんですよ。
ざざーん、どぱーん。の挙句に沈む夕日を見て物思いに耽る感じ(笑)
そう遠くない先で、パパの背中を見てパパを追いかけていくようになる。

そう思うとね。
本当にね。

悔しくてたまらんのですよ!!(叫)

必要以上に旦那は息子を構わないのですよ。
放置プレイというか。子供は泣いて当たり前。と割と放っておく。
……いや、確かにそうなんですけど。
母親とすれば、手が離せない時にわんわん泣かれると心が痛いの。
わー、ごめんねー。早く済ませるからねー。って詫びてしまう。
なんだろう、この違い。
中には子供にべたべたなパパもいるんだと思いますがね。
でだ、単純に思うわけですよ。
手のかけ方に比例しねぇのかよー!!と(笑)
ううん。いいの。男の子は父親を見て男を知れ!そして育て!
願わくは、うちの旦那が息子のいい手本になりますように(願)

私個人の父親と母親の立場って言うのは

父親=厳しい。
母親=甘い。

役割分担は正直どっちでもいいんですけどね。
ちゃんと叱る人が居て、怒る人が居て。フォローに廻る人がいればいい。
どっちも叱ってばかりじゃダメだし、どっちも甘やかしてちゃダメ。
怒られて、おかーちゃーん(もしくはおとーちゃーん)と泣きついてきたら。
もう片方が何が悪いのかを諭して慰めてあげればいい。
ひいろ的には父親は咎め、正しいことを教えてあげる人でいて欲しいので。
(この辺はひいろの父親への理想像がかなり影響しているかと思われ)
片親は、そのどっちもしなくちゃいけないから、きっとものすごく大変だと思う。
むがー!っと怒った後に、フォローに廻るまでの気持ちの切り替えが難しいでしょうから。
本当にね、母の手ひとつ、父の手ひとつで子育てする人って尊敬する。

子育ては本当に難しいと思う。
親としての資質以前に、人として試されているような気がする。
毎日、毎日。
そんなことばかり考えて暮らしていますが。
それもけして悪くはないなと思う。
ひいろに存在意義を与えてくれた。人としての試練もくれた。
「考えの海(どつぼとも言う)」を与えてくれた小さき存在に感謝。


親離れは早いくせに、子離れはそれに比例しない。
これって、世界共通なんですかね(笑)
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