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セキララ日記。 現在、出産秒読み中。
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さかきひいろ
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なんていうのかな、感じることが多くなってきたからかな。
こう、言葉に出来ないんだけど胸のうちに切々としてくるもの。
息子と触れ合うことで少しずつ積もっていくの。
小さな感動も、大きな感動も。
痛みも、悲しみもなにもかも。

不思議だよなーと思う。

妊娠中は、意識が霧散してて何も考えられなくなっていて。
今はばたばたと忙しない毎日で、何も考えられないはずなのに。
ふと、時間を持て余すと。
鬱々というか、悶々というか。
意識の海にたゆたうというか。

そう、そうね。海だわ(ぴったりだ、と膝に手を打ちたくなった)

寄せては返す波のように、ざざーん、どぱーんって感じ(何)
鬱々……と波打ち際に海面が引き寄せられるように考え込み。
あぁ、そうか。と答えを見つけてどぱーんと沖に帰っていく。
又すぐに、波に引きずられた砂のように、答えを悶々と考え直し。
しまいには、水平線に沈んでいく夕日のように、決着。

今の王子は本当に可愛い。
ひいろの姿が少しでも見えなくなると、ぐずぐず泣き出す。
ここだよー、って顔をだせば、安心したように笑い。
でも、家事の合間に顔を見せただけなのですぐいなくなると
またぐずぐずと繰り返す。
「完全にママっこだよな」と旦那が呆れてその様子を見てますが
 (ぐずってんだから、ちったぁ構ってやってくれよ)
あぁ、求められてるんだな。って本当に実感しますね。
母親としての資格がうんたらかんたら、と悩んでいた産前が嘘みたい。
悩む前にやることがあるし、求められている分は返さなくちゃと思うし。

人にね、求められることって本当にありがたいと思うんです。
他の人はどうかわかりませんが、ひいろにとって存在意義はそこにある。
元々自分自身が大嫌いで、家庭環境もそう良くはなかった。
居場所も嫌だし、そこから産まれて育った自分も嫌だし。
そう思う自分も嫌だし、ととにかく悪いこと尽くめ。
だから、こんな自分を愛してくれる人は本当にありがたいし、大好き。
……ま、↑の理由で恋愛面はけっこうオイタをしたというか……(苦)
求められると、いてよかった。生きてて良かったって本当に思う。
それが今、一番求められる環境にいるんですよね。
そりゃぁ、息子からすりゃ母親がいなきゃ生きて行けない時期ですし。
母のこんな他人依存な考えなんて、理解していないから迷惑千万でしょうが。

……くそ。また話がずれちまった(くっ)

何が言いたいのかというと、今現在の「求められている存在」について。
鬱々と、悶々と考え込んでいるというわけです。
今の息子にとって、母親は大事でしょう。欠かせない存在です。
でも、近いうちに最初の自我の芽生えというものがやってきます。
 (生後7ヶ月目辺りに顕著になるそうです)
最近でもちょこちょこ見受けられるようになってきたんですが。
このおもちゃ、イヤ!ママの抱っこイヤ!おっぱいじゃないの!
っていう、彼なりの意思表示が見受けられるようになって。
最近では、哺乳瓶を自分で持ちたがります。
ママの手だとまずびしっと跳ね返される(悲しい)

……早いよーぅ。もっとママの思うように(ちょっと違)しててよー。

お兄さんになったんだー!って息子の成長に浮かれもするんですが。
あぁ、そうか。成長するって、手が離れて行くことなんだなってしみじみ思う。
うちは男の子でしょう?きっとね、ものすごく早く手が離れるんだと思う。
うちの弟がそうでした。
いつしか母親と並んで歩くことを嫌い、姉の私とも嫌がる。
自立心の芽生えって男の子の方が早いと思うのはひいろだけかな。
女の子は自立心よりも、自我というか、個の成長が早いかな。
ひとりでできるもん。という状態になるのはどちらも一緒でしょうが。
そこに「男だからママにべたべたしているのは恥かしい」が芽生えるのは早いはず。
女の子はむしろ、ママにくっついて女を知り、覚えていくと思うので。

……あーあ。手塩にかけて育てても離れていくの早ぇんだろうな(ぽつり)

そう思い始めたら、海になっちゃうんですよ。
ざざーん、どぱーん。の挙句に沈む夕日を見て物思いに耽る感じ(笑)
そう遠くない先で、パパの背中を見てパパを追いかけていくようになる。

そう思うとね。
本当にね。

悔しくてたまらんのですよ!!(叫)

必要以上に旦那は息子を構わないのですよ。
放置プレイというか。子供は泣いて当たり前。と割と放っておく。
……いや、確かにそうなんですけど。
母親とすれば、手が離せない時にわんわん泣かれると心が痛いの。
わー、ごめんねー。早く済ませるからねー。って詫びてしまう。
なんだろう、この違い。
中には子供にべたべたなパパもいるんだと思いますがね。
でだ、単純に思うわけですよ。
手のかけ方に比例しねぇのかよー!!と(笑)
ううん。いいの。男の子は父親を見て男を知れ!そして育て!
願わくは、うちの旦那が息子のいい手本になりますように(願)

私個人の父親と母親の立場って言うのは

父親=厳しい。
母親=甘い。

役割分担は正直どっちでもいいんですけどね。
ちゃんと叱る人が居て、怒る人が居て。フォローに廻る人がいればいい。
どっちも叱ってばかりじゃダメだし、どっちも甘やかしてちゃダメ。
怒られて、おかーちゃーん(もしくはおとーちゃーん)と泣きついてきたら。
もう片方が何が悪いのかを諭して慰めてあげればいい。
ひいろ的には父親は咎め、正しいことを教えてあげる人でいて欲しいので。
(この辺はひいろの父親への理想像がかなり影響しているかと思われ)
片親は、そのどっちもしなくちゃいけないから、きっとものすごく大変だと思う。
むがー!っと怒った後に、フォローに廻るまでの気持ちの切り替えが難しいでしょうから。
本当にね、母の手ひとつ、父の手ひとつで子育てする人って尊敬する。

子育ては本当に難しいと思う。
親としての資質以前に、人として試されているような気がする。
毎日、毎日。
そんなことばかり考えて暮らしていますが。
それもけして悪くはないなと思う。
ひいろに存在意義を与えてくれた。人としての試練もくれた。
「考えの海(どつぼとも言う)」を与えてくれた小さき存在に感謝。


親離れは早いくせに、子離れはそれに比例しない。
これって、世界共通なんですかね(笑)
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今日は王子の4ヶ月バースデーなのに!!!

なんで2月は28日までなの!?
うるう年っていつよ!!
なんで4年に1回しかねぇんだよ!!
(Ans:太陰暦から太陽暦に変わった際、太陽の周期とかの都合上<説明適当すぎ)

くっそー。何かすげぇ悔しい。
ほら、1歳からは年でかぞえるじゃないですか。
でも今はまだ0歳児。○ヶ月目って数えられる唯一の期間。
王子の成長を数える日を楽しみにしてたのにー!

……それと、月齢をはっきりさせる為に必要<ダメ親

うちの王子ったら月末の産まれなもんで。
なんか、時々良く判らなくなるんです(マテ)
生まれた日から何月で何ヶ月って数えていくじゃないですか。
でもうちは29日だからこうなる↓

「えーっと。離乳食開始は5ヶ月に入ってからだから……
 4月から?5月から??(首捻り)」

3月29日に五ヶ月なので、4月に入ってからですね<ここがややこしい
超個人的に、なんですけど。
たぶん、こんな風にごっちゃ~ってなってるのはひいろだけかと(笑)
だって、月の頭とか真ん中なら、何月からって明確に言えるじゃんか!

最近、離乳食の準備段階としてスプーン慣らしを始めました。
今まではママの乳首と哺乳瓶しか知らないわけです。
たまに指とかおしゃぶりとか、ぬいぐるみの端っことか口にしてますが。
プラスチックの、しかも上になんか食い物が載ってるものをですよ。
口に持ってこられたってあーた、そりゃ無理でしょ。
……となるので、スプーンの練習です(なんのこっちゃ)
離乳食は一般的に5ヶ月過ぎてからといわれています。
まぁ発育状況によるんだと思いますが(消化器系)
最近では食物アレルギーを極端に恐れたママさんが多いらしくて。
離乳食を遅らせる傾向にあるそうです。
そのくせ、ジュースは与えてたり(笑)
うちの子はお風呂上りにベビー飲料を与えるくらいで、特には何もしてません。
なので、ちょっとドキドキしてたんですが。
最近、うちのこイケルかも!と思うことがありまして。
離乳食を始めるひとつの目安が「”食べる”ことに対する興味」
食べ物もそうだし、食べるという行為に子供が興味を示すかどうか。
身体は着実に液体じゃなくて固体を消化できるようになっていくわけだし。
もともと物体を食って生きていくという生物なのですから。
ごくごく当たり前の欲求といえます。
それが芽生えてきた頃に、ほらどーだ。食いモンだぜー。とやるのが一番いいわけです。
早すぎたら「興味もないのにこんなもん食わせやがって!」(ちゃぶ台返し)
と、なるわけです(そうなのか?)

で。

うちの子はぐずぐずのぐずらなので(笑)
ママの抱っこが一番好きです。
寂しがりやで甘えん坊なので、家族の視線が向いてないと途端にぐずる。
食事の最中に泣かれてぐずられて、仕方なく抱っこのままご飯なんて当たり前。
……とはいえ、赤ちゃんが危険なので温かい物は禁止ですが。
まだ生まれたばかりの頃なんて、始終おっぱい咥えさせてパンを齧ってました。
えぇ、もうご飯なんて食べてる暇ないんですもの(涙)
だから、パンだけとか。おにぎりだけとか、しばらくろくなモン食えなかった。

……話が逸れました(笑)

この間抱っこしてたら、じぃーっと食卓を眺めるんですよ。
この間はひいろのご飯茶碗をぐいぐい引っ張ってえらいことになりました。
ひいろのご飯はすべて冷たくなってます。味噌汁なんて具だけの状態<危険防止
でもそれを、なんだかとっても食べたそうにしてます。
そこに食欲が作用しているかどうかはわかりませんが。
とにかく引き寄せて、触って口で確認したい模様<この時期の子はみんなやる
母は思った。

……食い意地が張ってる。

まず、子供の成長を喜べやー!!
最近、哺乳瓶やおしゃぶりを自分で口元に引き寄せようとします。
おっぱいが欲しい時は、ひいろのシャツを引っ張って胸に顔を埋めてます(笑)
犬みたいに、鼻先で谷間に顔を埋めるんですよ!

……えろてろりすとめ(違う)

ちゃんと見えて、それが何か判ってるんですよね。
おっぱいがどこにしまって(笑)あるかが判るなんて、うちの子はえろて…(やめろ)
というわけで、わが子の離乳食を考え始めたひいろなのでした。

先日、果汁をスプーンで与えてみました。
初果汁に初スプーンです。
果汁といっても、そのままではなくひと手間必要。
みかんを皮を剥き、白いふさふさを取り除き。
中身だけとりだして、絞って漉して倍に薄めてようやく出来上がり。

……め、めんどくさっ!

でも、初スプーンさせるのがうきうきで(笑)苦もなく出来ました。
これがまた、美味そうに飲むんだ!スプーンを嫌がらないの。
やっぱりねー、ベビー飲料なんかより生よね、生!
食いつきが違うもの!!
翌日の出たもの(排泄物や吹き出物等アレルギー)を確認して。

消化よし!拒否反応なし!
れっつごー!

みかん果汁を飲ませた翌朝のウンチ。
……ほのかに爽やかな柑橘系のフレーバーでした(爆)
でも、消化はばっちりだった模様。
ということで、次は重湯に挑戦です。
本格的な離乳食までは、スプーンで液体の練習です。
ひとりでうきうきしちゃってます(笑)
実際、飲むって言ってもスプーンで3.4口程度なんですけどね。
大人の一口にも満たない量。
それでも、この子の小さな口が、胃が、初めての食べ物を摂り込んでる!
身体がちゃんと吸収してる!消化してる!
それだけで、なんかもう嬉しくてたまらんのですよ~。
またひとつ、大人になったんだなーって。

こういう喜びがあれば、子育ての苦労なんて一瞬で吹き飛ぶよな~。

抱っこしたら頭突きを食らい。
頬擦り寄せたら乳を蹴り上げられ、目の玉直撃パンチを食らい。
オムツからはみ出したブツで汚されようが。
一日に何度もお着替えで洗濯物が増えようが。
抱っこした瞬間、乳ゲロされてでろでろになろうが。
(この頃の子は胃の容量お構いなしにとりあえず飲む、余分は吐く)
ちゅ~。って顔を近づけた途端、よだれを口移しされようが。
唇をわしづかみにされた挙句、ぐりぐりやられて唇を切ろうが。
何しても泣き止まないとか、抱っこしなきゃ寝ないとか。

そりゃぁもう、書こうと思えば山ほどあるんですけど(笑)
でもね、忘れる。ばびゅんと吹っ飛んで嬉しくなっちゃう。
今のうちだけなんだろうな。
なんでも自分で出来るような歳にまで成長してしまえばきっと。
寂しくてたまらなくなるんだろうなって、最近思います。

子離れ出来ない母親の気持ち、ちょっとだけ判る今日この頃でした。
ご無沙汰しております。
すっかり新年迎えてしまって、すでに二ヶ月が経ってしまいました(滝汗)
昨年中はご心配ばかりかけておりました。
今年はばりばり元気にママやります!(え)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

産後。体重が激減。
赤ちゃんの分を差し引いても、妊娠前より10キロ痩せた(わお)
完全母乳なので、ほぼ体重はキープしてるんですが……
妊娠中の長引いたつわりなど嘘だったように、今は食う食う(笑)
びっくりするくらい食いますが、反面そんなに体重は増えません。
えぇ、全部乳になってますがな(笑)
産後一ヶ月目は、溢れんばかりのお乳でよく布団や服やを濡らしてた。
母体が摂取している栄養はけしていいとは言えませんが
生産工場(乳。笑)はいいらしく
いまだに枯れることのない泉です(爆)
もちろん、生産に見合った量をぐびぐび飲んでくれます。
酷使された乳首がもげそうな(いや、まじで)今日この頃。
お陰で張りの合ったお乳はぷよぷよに……(ぐぁ)
ほら。落ちモノゲームの「ぷよぷよ」あんな感じ?
もしくは「たれぱんだ」たれ具合が絶妙にそっくりだ!(笑)
需要と供給(笑)のお陰で、膨らみは以前より増した(きょにゅ~。笑)
さすがに10キロ落ちると、体の線が心持ち細くなりまして。
今までの服はぶかぶかになりましたね。
でも、最近気になるのが……緩んだお腹周り。
本当に風船がしぼんだみたいに、なんか皮が寄れてる(爆笑)
で、最近ご飯も食べてるので、よれた皮に微妙に肉が付いてきて。

……中年太りの始まりですか!?

もともとスマートな体型ではありませんが、この状態もひどいもんだ。
どうにかせんとなー。

さてさて。うちの子も、ようやく三ヵ月半過ぎまして。
先週初めての予防接種なんかしちゃったりして。
すくすくと、とにかくすくすくと元気に育っております。
妊娠中はそれこそ、母親になれるのかしら。と不安だったのですが。
いざ出して(笑)しまうと、母親じゃなきゃしてやれないことばかり。
不思議なモンで、何の意識もせずに母親然としてくるもんですね。
オムツ替え?へっちゃらですとも。
たとえおしっこのシャワーを浴びようとも、ウンチに手を汚そうとも。
「キレイキレイしようね~」なんて言えてしまう。
……びば、母性本能!
抱っこしてないと寝ないとか、手はとにかく掛かる子なんですけど。
夜中もね、添い寝&添い乳じゃないと寝てくれないんですよ。
(添い乳=添い寝をしながら授乳すること)
乳丸出しのまま。乳首咥えられたまま寝られるようになりました(笑)
この間なんて、ソファで授乳中に乳まるだし、口開けっ放しで寝てたらしい。
腕はしっかと子供を抱いてたってんだから、母親だよねー。
その見っとも無い姿を旦那に爆笑されようとも、母親なのだ(言い切った)
そんな感じでなかなか手が離れる時がないんで困りものなんですが。
でもそういうところが「私がいないとダメね~」なんて思わせる。
これは母性本能にハメられた、としかいえない状況かと(笑)
昨今、ネグレクト(育児放棄)なんて言葉を耳にしますが。
んなアホナ。と思えますね。
とにかく、わが子が可愛いったら!
あちこちで見かける子供と比べても、間違いなくうちの子が一番。
……ま、親ばか目線とか。
でも、贔屓目に見てもやっぱりうちのこが……(まだ言うか)
ただ気になることがひとつ。

……99%が旦那DNA(ずがん)

見た目も体の作りも、素振りも寝顔も、人見知りしない愛想のよさも。
その上、血液型までっ!
誰に見せても旦那に似てるといわれるし。
私の子じゃないかもしれないが(をい)旦那の子だと一目瞭然(笑)
だって、私が抱っこしてるより、旦那が抱っこしている方が絵面がぴったりなんだもん!
……うう。私の遺伝子はどこにいったんだよー(叫)

うん。
でもね。
それでも……

可愛いんだからしょうがない(親ばか)
妊娠前にはありえないと自分でも思う変化。
これはもう、女に生まれた証だよなーとしみじみ思う今日この頃です。

苦しんで腹の中で育てて。
痛い思いをして産んで。
睡眠時間に自由時間。トイレに行く時間すらも削られて。
それでも。
にぱ。と飛び切りの笑顔を見ると、途端にでれでれしてしまう自分。
赤ちゃんは単純ですよ。
嫌だと泣く。嬉しいと笑う。
言葉は悪いが、今は生きていく為の本能で動いている純粋な生き物。
そこに少しずつ芽生えていく感情が作り出す表情は、純粋以外の何物でもない。
なんか、生きるってすげーことだったんだな。って思う。
飯食って、出すもんだして。それくらいしかまだしてないし出来ないのに。
首が座った。寝返り半分出来た。
動くものを見た。音がするほうに振り向いた。
誰が教えるでもなく、身体は本能のままに成長をし続けていく。
それも、赤ちゃんの成長スピードは一日ごとにめざましくて。
なんかもう、存在だけですごい神秘的だし奇跡の塊。
今まで命についていろいろ考えたり語ったりしてきたけれど。
「ざっつ、命」っていうものを目の前にした瞬間。

母親ってすげー。そう思った。

この命を生み出したのは畑の母と種の父ですが(笑)
人としての半分は、既に体内で育ててきたんだ。
そう思うと、見えない身体の中もとてつもない神秘の箱に思えました。
そうか、神秘の箱かぁぁ(しみじみ)
私はこの子の食料だったり、手足の代わりだったり。
時にトイレだったり、ベッドだったりしますが。
母親は奇跡の塊を大事にしまっておく、神秘の箱。
子供は神秘の箱に眠る奇跡。

父親は……

神秘の箱を暴こうとする、アラビアンナイトでしょうかね(笑)
ひらけごま。なんてアホみたいな台詞ひとつで、手中に収める。
……ちっ(何笑)<口惜しいらしい(笑)

育児って大変だと思っていました。実際大変ですが。
でも、こうすればああなる、っていう法則を見出すのが楽しいし。
期待を裏切られてあたふたするのもまた一興。
家事と子供の世話に追われる一日。24時間があっという間ですが。
それでも充足した日々を送っています。


いい母親してるじゃん?的なひいろの近況報告でした(笑)
暖冬のお陰で早々花粉らしい被害にあっている今日この頃。
また、子供が寝たら書き込みに来ますね(笑)



 

10月29日に無事、男の子を出産いたしました。

前日の夜中から陣痛が始まり、明け方近くに病院へ駆け込みそのまま入院。

17時間あまりの長い陣痛を経て、29日の夕方にようやく出産しました。

えぇ、もう本当に「ようやく(ふぅ)」ってな勢いですよ(笑)

初産だったからなのか、それともとびきり痛い陣痛だったのかは定かではありませんが。

子宮口が開かないくせに、とんでもない激痛が襲ってくるんですよ。

5分とか3分おきに、えびぞりするような痛み。

口が開いてないので、いきんだらダメ。とお叱りを受けて耐えに耐えて。

でも、痛みを堪える為に身体をぎゅっと丸めると、力が入っちゃうし。

どうしろってーのさ!という、苦しみの中に居ました。

ラマーズ法なんて効きゃぁしねぇよ、ちくしょうめ!(こら)

前日の夜から食事もとれずに、睡眠もとれなかったので衰弱する一方。

痛みに気絶して、気を失って数分。また痛みに苦しむ、の繰り返しでした。

 

でも。不思議と。

今は何もかも忘れてしまっている自分が居る。

 

早く終わってくれと願うばかりの悪魔の17時間。

こんなことなら、妊娠なんてしなければ良かったと思った事だってあった。

付き添いの母や旦那が励ましてくれても、他人にはこの辛さが判らないのだと

背を擦る手を跳ねのけたこともあった。

苦しくてどうしようもなくて。

延々と続きそうな、本当に悪魔の時間だったはずなのに。

泣いて、喚いて。髪を振り乱して。

体中の力を振り絞って、体中を痛みといきみとでがたがたと震わせて。

(ふと、思い浮かんだのは馬の出産シーンだったことはおいとくとして。笑)

ずるり、と生暖かい感触と共に、例え様も無い脱力感。

血なまぐさい匂いと共に、半分遠のきかけた意識の中で手渡された体温。

胸の上に、小さな頭が。

きつく握り締めた拳が二つと、触れ合った肌から感じる小さな鼓動と。

どこからこんな声が、と思うほど。小さな体から発せられる泣き声。

 

思わず。

大仕事を終えた安堵の一息と共に、苦しみだけじゃない涙がぼろぼろでました。

やっと終わったという気持ちが半分で。

残りの半分は、形容しがたい、体の底から溢れるような"何か"でした。

不思議と。

あんなに苦しくて、痛くて。逃げ出したくてどうしようもなかった痛みはすっかり忘れ。

もう、驚くほどすっかり。身体も頭も。覚えてないんですよ。

ただ、記憶だけが残った。そんな感じ。

17時間の痛みと苦しみは、出産の瞬間に消えて。

残ったのは……

完全に裂けてしまった場所(どこ。笑)からの大量出血と、激痛だけでした(笑)

いや、本当にすごい裂けたらしくて。

出血が半端じゃなくて、助産師さんが大慌てしてましたっけ。

医者が駆けつけて、その場で縫合手術。

ちょっと裂けたので縫い合わせますね。っていう程度じゃないんですよ。

時間も、使った糸も(笑)

部分麻酔なんて効きゃぁしねぇ。

ざくざく、ぶつぶつ縫われる感触は最悪だし、痛みが半端ない。

デリケートゾーンなんだから、もっと大事に縫いやがれ!と、心の中で悪態を付きつつ。

いきむために捕まっていたはずの分娩台の手すりを。

今度は痛みを堪える為に、ふるふるする腕で縋ったもんです(笑)

ちなみに。

この裂けっぷりと(笑)出血は、会う看護師、助産師さん全員に心配されるほどで(有名。笑)

ですが、今はこうしてぴんぴんしてるんだからすごいよなー、と。

 

1週間入院して、4日に退院。

体力がなかなか回復しませんでしたが、最近はようやく身動き取れるようになりました。

昼夜問わずの赤ちゃん生活に振り回されてきましたが。

もうすぐ一ヶ月。

赤ちゃんの生活リズムもなんとなく規則的になり。

また、新米ママとしても要領が掴めて来て。どうにかこうにか頑張っています。

妊娠が発覚した時も。

妊婦になって、つわりで苦しんだ時も。

出産を間近に控えて、準備を進めていた時も。

どの時の私も、母親になる自覚も自信もなかった。

そして、出産を終えた今でさえも。

母親である自覚も、自信も。頼りないほどにしかない。

でも、そう。

やらなきゃいけないんだ、と思う。

それはやらされている感のある、義務感というものじゃなくて。

やらなければいけない。使命感のようなものだと思う。

ただ、子供が可愛いからという気持ちよりずっと、確かな感じがする…かな?

来週は、愛息子のお宮参りです。

出産があったのに、身内(遠縁)に不幸があったりで、落ち着きませんが。

とにかく、母子共に元気だという、出産のご報告でした。

 

ご心配くださったみなさま。

たくさんのお気遣い誠にありがとうございました。

 

 

何時産まれてもおかしくないんだろうなー、と思う今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?(のほほん)

出産予定日は11月8日ですので、もう一ヶ月切ってるんですよね。
現在のひいろの状況はといえば……

入院準備 → してない
心の準備 → 出来てない

とまぁ、いった感じでしょうか(のほほん)

正直、焦らなくちゃいけない時期に来ているんだろうと思うんですが。
実感が湧かないというか、なんというか。
いえね、腹は相変わらず胎動繰り返しているわけで。
腹がね。ウェーブかますんですよ。

うにょにょにょにょー。うにょー。もこもこ、もにょー。

それを身体に感じているひいろもひいろで「うぉぉ!?」となるんですが。
それを外から見ている旦那は……「うわぁぁ!?」って感じですよ。
エイリアンが体内に侵入してきて、皮膚の下を移動してるみたいな?
見た目はあんな感じです。えぇ、正直気持ち悪い部類に入るかと(笑)
うっわ。本当に動いてる!という感動と、本当に居るんだ!という実感と。
まだ見ぬ物体(表現がアレですが)の存在に驚かされる日々です。

現在は……9ヶ月?10ヶ月?ん??(をい)
本当に、のんきなんですよねー。
6ヶ月を過ぎて、ようやっとつわりの影響下から脱したものの。
7ヶ月を過ぎた頃から、むくみと尿淡白がひどくなってきまして。
妊娠中毒症はまぬがれておりますので、ご安心を。
現在も、むくみはひどくて。足がゾウ。いや、本当にゾウなんですよ。
元々太いけどさ!(笑)見て判るほどに異常な太さ。
妊娠すると、こうなるのかー。と戦々恐々です。

そういえば。
こんなのほほん妊婦も、遠い遠い、遠くの方で危機感を感じてます。

産まれたら必要になるだろうモノ、っていうのも。
ベッドとか、ベビーカーとか。大きいものしかまだ買い置きしてなくて。
ベビーバスやら、哺乳瓶やら。オムツなんか一切無い。
でも、ベッドを買いに行ったときに安かったので(随分前)

ウェットティッシュは纏め買い(笑)
来週、妊婦健診なのでその時に買って来ようかと思います。
間に合うかなー?それまで、産まれないといいな(笑)

準備が一向に進まなかったのには理由がありまして。
先々月。8月のお盆のころですよ。旦那がおかま掘りまして。
……あぁ、念のために言っておきますが。
車の事故です。後ろから前の車に追突して。
前科(シートベルトで違反切符切符。笑)

があったので、事故の分を加えて見事に免停となりました。
旦那の仕事は眼鏡屋さん。外販なので、車が無いと仕事にならない。

さぁ、どうする!?

ペーパードライバーの優良運転者(笑)のひいろが専属運転手。
旦那の車がまた、でかいセダンなんだ。
あたしゃ、そんなでかい車運転したことねぇよ!(滝涙)
過去運転した車で一番大きいのは1000ccクラス。マーチにスターレット。
それらの車だとしても、ペーパーだから車庫入れはめちゃくちゃ不安だ!

(胸を張って言える。車庫入れは下手だ<えばるな)
いい車らしいので、ぶつける訳にもいかず<既に事故して保険使った
おっかなびっくり。それこそびびりながら専属ドライバー(涙)
どうにかこうにか、やってきていた今日この頃なのでした。
旦那の免停も来週の真ん中まで。お役御免の日も近いです!

そして、妊婦のお役御免の日も近いかー!(笑)
で。晴れて母のお役を言い付かるわけですな。

これから先、それこそ本当にどうになるか判らない日々を過ごすのかー。
この間、食料品を買い物に行ってふと思いました。
一応主婦。賞味期限を見ながら買い物をするわけじゃないですか。
加工食品の日付を見て。

「この頃って家にいるかな?産後で実家に帰ってる時期じゃないかな?」
「何時ごろ、家に戻ってるかな?」
「……冷蔵庫にこれを入れておいて、旦那が料理するかな?」

賞味期限が来月中のものを見かけると、たまらなく不安になったんです。
……食べ物を賞味期限中に食うか、食わないかってのもあるけれど(笑)
その頃、自分はどうなっているのか。まったく予想が付かないんだもの。
産まれそうな気配なんてまったくないし、予感も無いんですけど。
でもね、こればっかりは何がどうなって決まるのか判らないし。
妊娠も出産も初めてのことだから、自覚がないだけかもしれないし。

ただ。
なんとなくだけど。

今週は大丈夫。そんな気がしてます(適当な勘)
せっかくサイト引越しして、ブログも新しくしたのに。
目新しいものを何も残さずに、一時休養とっちゃうのはどうなのよ!と。
重たい身体をよっこいせ、とPCデスクに乗せて<本当にそんな感じ(笑)
久しぶりに長い文章を書いています。

今年もあと2ヶ月ちょっと。
妊婦でいるのも1ヶ月ちょっと(?)
ただの妻(+赤ちゃん)でいるのも1ヶ月。

ただの妻から、母にならなくてはいけないことへの不安とか恐怖とか。
ただの女で居たかった自分からの脱却とか。
考えれば考えるほど不安になるのだけど。
テレビで出産シーンを見ると、堪らなくなって涙が溢れるその時は。

不安で、切なくて。
母になることへの恐怖。

自然とおなかを押さえて「こんな母親でゴメン」と詫びている自分。
こんなんじゃダメだと叱咤しつつ、逃げるようにテレビのチャンネルを変える。
大丈夫なのかな。そんな気持ちばかりが付きまとって。
そんな時。おなかの中ではぽこぽこと元気に動いて。
参ったなぁ、と小さく苦笑が漏れる。
励ましているのか。
怒っているのか。
自分の存在をアピールしている胎動に、ただただ参ったと思う。
いろんな気持ちが混在した「参った」に、おなかの子はどう思っているんだろうか。
のほほんと。先のことはまだ見通せていない私ではあるけれど。

ただ、漠然と。
五体満足で産まれて来ればいい。それだけを願っています。
お母さんはまだ覚悟も自覚も出来てないけれど。
飄々とした旦那も、実家の母も、義理のご両親も。
知り合いも、ネットの世界にいる友人も。
君のことを待っている人はたくさんいるんだぞ、と。

わが子ながら誇らしく思う今日この頃。

次、ブログに何かを書き込む日。
出産直前かもしれないし、産後かもしれないし。
ようやく落ち着いた年明けかもしれないけれど。

……いや、せめて産まれたら報告しないと。
みんな心配しちゃいますね(笑)

ここを覗いてくださる方々。
季節は移り変わりの時です。お身体ご自愛くださいませ。


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